リハビリレジデント制度とは

「成長の伸びしろを、次のフェーズへ。」
飯塚病院では、一定の臨床経験を持つ理学療法士・作業療法士を対象に、専門性・教育力・改善力を高めるための新たな研修制度を2025年度よりスタート。

リハビリレジデント制度について

about the residency

1.レジデント制度とは

 当院のレジデント制度は、若手理学療法士/作業療法士が特定の専門領域で高度な知識とスキルを習得し、実践的な臨床経験を積むための研修プログラムです。 このプログラムを通じて、専門職としての専門性を高め、現場での対応力を向上させ、さらに臨床教育能力も養成することを目指しています。

2.理念

 本制度の理念は、若手理学療法士/作業療法士に質の高い臨床経験の場を提供し、専門的な能力を向上させるとともに、 臨床教育者としても成長できるよう支援することです。これにより、持続的な成長を促進し、医療チームの一員としての役割を果たせる専門職を育成します。

3.目標

  • 専門的な臨床能力の向上:特定の専門領域において高度な臨床スキルを習得し、現場で効果的な治療を提供できるようにします。
  • 臨床教育能力の向上:他の理学療法士/作業療法士や医療スタッフへの教育能力を高め、臨床教育に貢献できるスキルを養います。
  • 業務改善能力の向上:医療現場での業務効率化や質の向上に寄与し、持続的な改善をリードできる能力を育てます。

なぜ、今この制度が必要なのか

background

  • 高齢者医療の複雑化やチーム医療の高度化が進む中、セラピストに求められる力は臨床技術だけではない。
  • 教育的視点、マネジメント能力、他職種との協働スキルなど、より高次の役割が求められる場面が増えている。
  • 飯塚病院は、高度急性期から在宅支援まで一貫した医療体制と、教育・研究文化を活かし、次世代を担う“実践的かつ成長志向のあるセラピスト”の育成に挑戦している。

こんな人に来てほしい

ideal candidates

  • 経験を積んだ今、もう一段上の視点・スキルを習得したい方
  • 自施設では得られない経験を外部で積みたいと考えている方
  • 指導力やチーム改善力を持つセラピストを目指したい方
  • 教育・研究・業務改善といった“臨床のその先”に挑戦したい方

制度は誰がどのように運営しているか

vision structure

  • 配属チームに専任指導者が配置され、定期的な面談とフィードバックを実施
  • 病院の改善活動、部内で教育・研究を支える部会との連携
  • 評価制度と連動した透明性のある支援体制を整備

まずは話を聞いてみたい方へ

制度の詳細やあなたに合う研修設計について、個別にご相談を承っています。ZOOMでのオンライン面談は、お気軽にお申し込みいただけます。